正確な細胞濃度

Guava easyCyteシステムは、マイクロキャピラリーフローと高精度ポンプを組み合わせ、リファレンスビーズを使用することなく、正確で精密な絶対カウントを実現します。

ViaCount 試薬とそのモジュールを使用することで、生細胞、アポトーシス細胞、死細胞の絶対数を決定することができます。複数の濃度、さまざまな細胞やサンプルタイプにおいて、直線的で正確な結果が得られます。

サンプルミキシングによるプレート全体にわたる一貫した測定結果

サンプリング中、細胞の懸濁状態を保つよう、自動洗浄機能付きの可変速ミキシングパドルが各ウェル間で使用されます。そのため、プレート装填後の手動による再懸濁の必要はありません。

Guava easyCheck ビーズを1,000,000 cells/mLに希釈し、96ウェルプレートの全てのウェルに加えました。プレートを150 x gで5分間遠心後、各ウェルからビーズを取得し細胞測定を模倣して濃度を測定しました。結果は各ウェルの濃度（実線）と±10%の値を点線で示しています。

ミキシング機能により、サンプル間のキャリーオーバーは殆どなくなり、シェイキングによるプレートホルダー形式よりも効率的にミキシングされます。以下に示すデータから、このミキシング機能によって、キャリーオーバーが最小限に抑えられていることが分かります。

InCyte ソフトウェアのヒートマップ機能

InCyteソフトウェアによるヒートマップの結果は、Jurkat細胞のセルヘルスに与える80種の化合物の影響を、4つのパラメータを用いたデータで示しています。各ウェルは、ミトコンドリアの膜電位喪失、アネキシンVによる染色、カスパーゼの活性化、細胞死を示す細胞群の割合を色の濃淡で表した4象限の円にマッピングされています。