製品情報
Cytek Aurora CSは、Cytek Auroraシステムの革新的なテクノロジーを活用し、高性能なソーターに期待されるソート機能を提供するために設計されています。
Aurora CS は Aurora アナライザーと同様に、フルスペクトラルプロファイリング(FSP™) テクノロジーによる利点を提供します。その光学設計およびアンミキシングアルゴリズムにより、アプリケーション毎にシステムの再構成を行うことなく数多くの新しい蛍光色素の組み合わせを利用できるため、一層の柔軟性を研究者は手にすることができます。最新の光学システムと電子ノイズの低減化によって高い分解能、高い処理能力、高い感度を実現しています。
これらの結果により、アッセイの複雑さに関わらず、高い自家蛍光を持つ細胞や低発現の重要なバイオマーカーなど、最も解析が困難と思われる細胞集団を解析し、下流の実験検討に使用するための生細胞の単離を可能にしました。Aurora CS はシングルセルレベルで高い解像度を発揮するシステムになっています。
豊富なカラー数
卓越した感度
拡張された柔軟性
シームレスなソーティング
優れた光学パフォーマンス
高精度なマルチパラメトリックデータの生成能力が、データの次元性と2次元可視化アルゴリズムを効果的に利用するための鍵になります。OMIP-069(PMID: 32830910)によると、Cytek Aurora を用いて実現した40カラー免疫表現型パネルは、ソーティングが可能な Cytek Aurora CSにおいても同等に使用可能であることが確認されました。 データシートを見る
詳細な機能分別
高階層純度のソーティング
Cytek Aurora CSの高度なエレクトロニクス設計で可能となった能力を実証するために、28カラーヒトT細胞免疫表現型詳細パネル(28-color human deep T-cell immunophenotyping panel)をCytek AuroraからCytek Aurora CSに移行し、以下に示す6つの低出現率のT細胞およびNK細胞サブセットを100μmノズルでソーティング後、純度を確認しました。ソートの結果はパンフレットをダウンロードしてご覧ください。
機能アッセイ
下流の研究の検討のために細胞をソーティングするときには、回収した細胞が生存し機能を保持していることが重要です。Cytek Aurora CS にてこの性能を実証するために、ヒトPBMCを準備し、下記のゲーティング戦略に基づき、70μmのノズルを用いてCD4+エフェクターメモリー、CD8+エフェクターメモリー、TCRγδT細胞、NK細胞の4種類のソートを行いました。ソートゲートはオレンジ色で囲まれています。
ソーティング完了後、細胞をインキュベータで2時間保存し、ブレフェルジン A(BFA)、モネンシン、CD107の存在下でフォルボールエステル(PMA)とイオノマイシン刺激を加え、8種類の異なる細胞内マーカーにて染色しました。結果はパンフレットをダウンロードしてご覧ください。
自家蛍光の抽出
Aurora CS system システムのフルスペクトラルフローサイトメトリーの実装により、自家蛍光を抽出してデータの明瞭性をさらに向上させることができます。酵母や腫瘍サンプルなどの特定のサンプルタイプでは、自家蛍光が強いという課題があります。これらの強い自家蛍光を持つ粒子を含む困難なアプリケーションにおいては、ソフトウェアの自家蛍光抽出ツールを活用することで、より高い解像度を実現できます。 ポスターを見る
Class 1 Laser Product.
For Research Use Only. Not for use in diagnostic or therapeutic procedures.